以前別のスリックの三脚の記事を書いたのですが、今回は別の三脚について記載したいと思います
常日頃カメラ撮影している人は三脚持っている人も多いと思いますが、どうゆう基準で選んでいますか?
三脚を選ぶ基準は人それぞれだと思うので一概に正解は無いとは思います
その上で私個人的な理由で選ぶポイントを記載したいと思います
優先ポイント(三脚選ぶ基準)
- 耐荷重(積載荷重=カメラ搭載)
- 俯瞰撮影(ふかんさつえい)が可能か?
- 最大高さ、収納サイズ
- 脚の太さ(パイプ)
- 値段
- 材質(アルミorカーボン)
俯瞰撮影とは
被写体を上から見下ろした角度で撮る撮影
上記の文章で分かりましたでしょうか?
私なりに説明すると
よく料理動画などや商品レビューなどの際にテーブルに対して真上から見下ろして色々撮影している動画ありますよね?
その事です(笑)
実は俯瞰撮影を撮影したことある人なら分かるのですが、三脚が俯瞰撮影に対応していないと色々カメラのセッティングに調整が必要なんです
上記の優先順位を考えてたどり着いたのが
マンフロット社 190go+3way雲台の組み合わせです
そもそも三脚と言わずに、マンフロットと聞いて分かる方は三脚持っている方か、カメラや撮影機材にお詳しい方だと思います
マンフロット社とは
イタリアの北部に位置する Bassano del Grappa (バッサーノ・デル・グラッパ)にて、写真、映画、演劇、ライブエンターテインメント、ビデオのプロマーケット用の様々なサポート製品をデザイン、製造、 販売しています
当ブランドは、カメラ用三脚/雲台、ライティング用スタンドやアクセサリーなど広範囲に渡る製品があります
話は少し戻りますが、私が考える三脚選びで一番重要なポイントはずばり
自分のカメラとレンズの組み合わせの最大の重量を理解するという事です
自分のカメラ本体が何グラム+レンズ(望遠などの最大重さ)が何グラム=合計何グラムという計算ですね
ちなみに私は約2.0kg前後なので耐荷重は4kg以上の耐荷重の積載が選択肢に入るんです
さてマンフロット190goという三脚は下記のような感じです
外観はこんな感じ
マンフロットの文字と190goの文字が見えますね
仕様
重量
1.66 kg
脚段数
4
全伸高
152 cm
最低高
9 cm
最大耐荷重 UNI/PdR 105:2021
15 kg
上記で三脚だけの重量で約1.7kgとありますが、雲台は別なので取り付ける雲台によりますが全部で約3.0kgいかないくらいにはなりますね
ココに注意
自分なりの三脚の優先順位をはっきりさせる事
結局撮影場所(屋内専用なのか持ち運ぶのか)や使い方用途によって三脚の選ぶものは全くと言っていいほど変わりますね
さて190goの話ですが、脚部分はツイストロック式になっています
他にはレバーロック式がありますね
ツイストロック式とは上記で何となく分かるように各ロックを回して固定する方法です
レバーロック式は下記のような感じ(多少メーカーによりデザインなどは違います)
引用元=メーカー公式サイト
レバー部分をパチンとセットすればロック出来る方式です
この2つは正直メリットデメリットがあると思いますが、これも人によるので正解がないですね・・・
2つのロック方式を使ってみて、個人的な感想でいうと
レバーロック式=ロックがしやすいので使いやすいが、段々と使ってくるとロックが緩くなる可能性がある(その際は整備必要)
ツイストロック式=ロックは回すだけなので構造が簡単、ただレバーよりは若干時間がかかる(手締めな為締め付けの感触が分かる)
さて190goの三脚を他に見てみると、上記の部分が脚の開脚角度を変えれるレバーになります
使い方は簡単!!
人差し指部分を下に引きながら脚を開脚するだけ( ..)φメモメモ
ココに注意
脚が開閉する際は、脚部分を内側に少し押さないとレバーが動かない構造
ようやく私の中の優先順位第二位の俯瞰撮影について触れると
この上記の画像見てください
これはいわゆるエレベーター部分を上まで上げた状態です
三脚ではこの状態での地面からの高さを最大高さなんて表現する場合もありますね!
この三脚の選んだポイントは上記のエレベーター下の赤いボタン!
この赤いボタンを押しながら、エレベーター部分を更に上に押し上げてみると・・・・
さっきの写真との違いが分かりますか?
答えは中心部の赤い部分がせりあがって来ましたね!
この部分が俯瞰撮影の最大の構造です
この状態でエレベータ部分を持ち上げて横に倒すと何という事でしょう!
すでに俯瞰撮影状態に変わってるじゃありませんか!
ココがおすすめ
簡単に俯瞰撮影に移行できる
後は雲台にカメラをセットすればいつでも撮影に移れますね
一つだけあります( ..)φメモメモ
雲台にカメラをセットした場合にセットするカメラの重量にはよりますが、片側に重心がかたむくので場合によっては、カメラと逆側部分に何かしらの重りをぶら下げてバランスをとる必要があります
私の場合はエレベーターを全開に腕を伸ばさなければある程度重りなしで撮影出来ています
ざっと三脚190goについてはこんな感じです
さて三脚に取り付ける3way雲台についても少し触れたいと思います
雲台についても正直、個人の撮影スタイルや好みなどなど優先順位があるので正解はありませんが
私が選ぶ理由は
簡単に水平がとれて、写真でも動画でも一応両方取れる万能な雲台で出来ればコンパクトの方がいいかな?という所です
これから記載する雲台はコンパクトではないとは思いますのであしからず(#^.^#)
最初に雲台外観全体はこんな感じ
メモ
黒と赤が入るのカラーが多いので、知っている人だとパッと見ればすぐにマンフロットと分かる
仕様
重量
1 kg
最大耐荷重 UNI/PdR 105:2021
12 kg
ベース側直径
60 mm
素材
アルミ
フロントティルト
-30° / +90°
メーカの公式サイトによると
チルト軸とポートレート軸のフリクションコントロールにより、構図を微調整してフレーミングし、可能な限り正確に撮影することができます。
撮影後の編集作業を最小限に抑え、よりプロフェッショナルな写真を楽しみましょう。
三脚ヘッドのロックノブでカメラを完全に安定させることができます。
また、3つのレベリングバブルにより、より正確な撮影が可能
と記載があります
上記の画像見てください
白い矢印部分が水平器(レベリングバブル)です(これが集まっているので個人的には見やすいし、水平が取りやすいです)
そして私なりの次の良いポイントは
カメラを簡単に雲台に脱着出来るクイックシュープレートです
さらに詳しく
シュープレートとカメラとの取付を金具を手で回して固定可能
これクイックシューを色々使ったことがある人は分かるかもですが、非常にありがたいポイント
コインなど準備して金具を回したり、六角レンチなどで回したりと色々な金具があるんですが、これが個人的に面倒くさい!
手で簡単に脱着できるのは使ったらやめられない(#^.^#)
次はハンドル部分です
これが何がいいかというと、このハンドル少しですが伸ばせるんです
写真撮影時は、ほぼ最初にカメラの固定が出来ればハンドルの長さはあまり気にならないのですが、動画撮影に関しては撮影しながら雲台を動かしたりもするのでハンドルは多少長い方が操作しやすいとは思います(個人差ありますけどね)
勿論動画撮影に特化した雲台もあるので、その場合はハンドルの長さが長い物があったり、もっと考えられた物がありますが、逆に動画撮影に特化しすぎると収納時にハンドルが邪魔になったりと色々出てくるのです
ハンドルを伸ばした状態です
そんなに伸びませんが(笑)
使う時は伸ばして収納するときは短く出来るのはいいですね
クイックシュー取付部の見てみると、画像の1を押しながら2のレバーを引けば簡単に脱着できます
逆にカメラ取り付ける際はほぼワンタッチでOkです
最後にソニーα7C+24-105Gレンズをセットしてみました。
まあ全体的に軽い部類に入るので全く問題ないですね
こんな方におすすめ
- 写真も動画も一つの三脚と雲台で撮りたい人(用途によって使い分けしたくない人)
- マンフロットのデザインが気に入った人
- 何を買っていいか分からないが、ある程度ハズレがない物を手に入れたい人
- 俯瞰撮影をしたい人